通典序

左補闕李翰撰

なんともはや、意気込んで読み下しを試みたが、まるで具に火の通っていない野菜スープのような仕上がりとなってしまった。美味しいかどうか以前にとても飲めたものではない。序跋などというものは四書五経とか言われる古典を知悉していなければ読み解くことは出来ないのだろう。常々感じていることではあるが、今回もまた自身の浅学を思いっきり再認識させられた次第である。2023/3/26

〈原文影印〉※大化書局中華民国67年(1978)4月景印初版


〈原文〉※維基文庫「通典序(李翰)」より。[]内は同サイト上の校注

通典序[1:通典序 原「序」上有「原」,清人所增,今據北宋本删。] 左補闕李翰撰[2:左補闕李翰撰 「左」上原有「唐」,清人所增,今據北宋本删。]

儒家者流,博而寡要,勞而少功,何哉?其患在於習之不精,知之不明,入而不得其門,行而不由其道。何以徵之?夫《五經》羣史之書,大不過本天地,設君臣,明十倫五教之義,陳政刑賞罰之柄,述禮樂制度之統,究治亂興亡之由。立邦之道,盡於此矣。非此典者,謂之無益世教,[3:無益世教 『文苑英華』卷七三七「世」作「代」,疑是,『通典』亦例避太宗諱。]則聖人不書,學者不覽,懼人宂煩而無所從也。[4:懼人宂煩而無所從也 「人」原脫,據北宋本補。按︰『文苑英華』卷七三七亦有「人」,而「宂」作「冥」。]先師宣尼,祖述堯舜,憲章文武,七十子之徒,宣明大義,[5:宣明大義 『文苑英華』卷七三七「宣」上有「常」。]三代之道,百世可師。而諸子云云,猥復制作,由其門則其教已備,反其道則其人可誅。而學者以多閱爲廣見,以異端爲博聞,是非紛然,塞胸滿腹,[6:塞胸滿腹 四字原脫,據北宋本及『文苑英華』卷七三七補。]澒洞茫昧,而無條貫。或舉其中而不知其本,原其始而不要其終。高談有餘,待問則泥。雖驅馳百家,日誦萬字,學彌廣而志彌惑,聞愈多而識愈疑,此所以勤苦而難成,殆非君子進德修業之意也。今《通典》之作,昭昭乎其警學者之羣迷歟![7:其警學者之羣迷歟 『文苑英華』卷七三七作「其警覺羣迷歟」。]以爲君子致用,在乎經邦,經邦在乎立事,立事在乎師古,師古在乎隨時。 必參今古之宜,[8:必參今古之宜 「今古」原倒,據北宋本及『文苑英華』卷七三七乙。]窮始終之要,[9:窮始終之要 「始終」原倒,據北宋本乙。『文苑英華』卷七三七「要」作「妙」。]始可以度其古,終可以行於今,問而辨之,端如貫珠,舉而行之,審如中鵠。 夫然,故施於文學,可爲通儒,施於政事,可建皇極。

故採《五經》羣史,上自黃帝,至於我唐天寶之末,[10:至於我唐天寶之末 「我」原作「有」,清人擅改。今據北宋本及『文苑英華』卷七三七改回。]每事以類相從,舉其始終,歷代沿革廢置及當時羣士論議得失,靡不條載,附之於事。如人支脈,散綴於體。凡有八門,勒成二百卷,[11:勒成二百卷 此五字原脫,據北宋本及『文苑英華』卷七三七補。]號曰《通典》。非聖人之書,乖聖人微旨,不取焉,惡煩雜也。事非經國禮法程制,[12:事非經國禮法程制 『文苑英華』卷七三七作「事非經世緯俗程制」。]亦所不録,棄無益也。若使學者得而觀之,不出戶知天下,未從政達人情,罕更事知時變,爲功易而速,爲學精而要。其道甚直而不徑,[13:其道甚直而不徑 原脫「甚」,據北宋本及『文苑英華』卷七三七補。]其文甚詳而不煩,推而通,放而準,語備而理盡,例明而事中,舉而措之,如指諸掌,不假從師聚學,而區以別矣。非聰明獨見之士,孰能修之。

淮南元戎之佐曰尚書主客郎京兆杜公君卿,雅有遠度,志於邦典,[14:志於邦典 『文苑英華』卷七三七「邦典」作「興典」。]篤學好古,生而知之。以大曆之始,實纂斯典,累紀而成。[15:累紀而成 「紀」原作「年」,清人妄改。今據北宋本及『文苑英華』卷七三七改回。]杜公亦自爲序引,各冠篇首。或前史有闕,申高見發明,以示勸戒,用存景行。[16:杜公亦自爲序引各冠篇首或前史有闕申高見發明以示勸戒用存景行 朝鮮本、殿本以及『文苑英華』卷七三七同。北宋本脫此二十九字。]近代學士,多有撰集,其最著者《御覽》、《藝文》、《玉燭》之類,網羅古今,博則博矣,然率多文章之事,記問之學,至於刊列百度,緝熙王猷,至精至純,[17:至精至純 「純」原「粹」,據北宋本改。]其道不雜,比於《通典》,非其倫也。於戲!今之人賤近而貴遠,昧微而睹著,得之者甚鮮,知之者甚稀,可爲長太息也。翰嘗有斯志,約乎舊史,圖之不早,竟爲善述者所先,故頗詳旨趣,而爲之序。庶將來君子,知吾道之不誣。[18:知吾道之不誣 「誣」下原有「也左補闕李翰序」七字,清人擅增,今據北宋本删。]

(唐)左補闕李翰序
〈拙読〉
儒家*は流*,博(広)くして要*寡(少な)く,勞*して功*少なきは,何哉(なんぞや)?其の患(憂)ひは之を習ふに精(くは)しからず,之を知るに明らかならず,入るに其の門を得ず,行きて其の道を由(よ)らざるに在り。何を以てか之を徵(あか)すや?夫(そ)れ『五經』*羣史*の書は,天地を本(もと)とし,君臣を設け,十倫五教*の義を明らかにし,政刑*賞罰の柄*を陳(述)べ,禮樂*制度*の統*を述べ,治亂興亡*の由*を究(きは)むるに大ひに過またず。邦(くに)を立つるの道は,此(こ)れに盡きるか(矣)。此の典*に非ざれば,之を無益なる世教*と謂ひ,則ち聖人は書かず,學者は覽(見)ず,人の宂煩*なるを懼(恐)れて從ふ所無き也。先師*宣尼*は,堯舜*を祖述*し,文武*を憲章*し,七十子*の徒は,大義*を宣明*し,三代*の道,百世*師*とすべし。而して諸子*は云云*し,猥(みだ)りに復(ま)た制作*し,由(よ)りて其の門は則ち其の教へ已(のみ)備へ,反(かへ)って其の道は則ち其の人を誅*すべし。而して學者は多閱*を以て廣見*を爲し,異端*を以て博聞*を爲し,是非*は紛然*,胸は塞ぎ腹は滿ち,澒洞*茫昧*,而して條貫*無し。或ひは其の中を舉げて、其の本を知らず,其の始めを原(たず)ねて其の終りを要(求)めず。高談*すれば餘*有り,待問*すれば則ち泥(なづ)む。百家*を驅馳*し,日に萬字を誦(読)むと雖(いへど)も,學ぶは彌(いよいよ)廣くして志は彌惑(まど)ひ,聞くは愈(いよいよ)多くして識るは愈疑(うたがは)しく,此れ勤苦*すれど成り難き所以(ゆえん)にして,殆(ほとん)ど君子*の德を進め業*(わざ)を修むるの意(こころ)に非ざる也。今『通典』之(こ)れ作(な)り,昭昭*たるや(乎)其の警(いまし)むるは學者の羣迷*なる歟(か)!以爲(おもへら)く君子の致用*するは,經邦*に在りや,經邦は立事*に在りや,立事は師古*に在りや,師古は隨時*に在りや。必ず今古*の宜*を參(調)べ,始終の要を窮め,始めに其の古に度(わた)るを以て可とし,終りに今に行ふを以て可とす,問ひて之を辨じ,端(正)しきこと貫珠*の如く,舉げて之を行なひ,審(つまび)らかにすること中鵠*の如し。夫(そ)れ然りて,故(もと)より文學*に施(ほどこ)し,通儒*と爲す可し,政事*に施し,皇極*を建つ可し。

故に『五經』羣史を採り,上は黃帝自(よ)り,我が唐の天寶*の末に至る,每(ことごと)く事は類を以て相ひ從へ,其の始終*を舉げ,歷代沿革*の廢置*及び當時の羣士*論議*の得失*を,條載*せざるは靡(無)く,之を事に附す。人の支脈*の如く,體を散綴*す。凡(すべ)て八門有り,二百卷を勒成*し,號して『通典』と曰ふ。聖人の書に非ざれば,聖人の微旨*に乖(そむ)き,取らざるは焉(これ),煩雜*を惡(嫌)ふ也。事は經國*禮法*程制*に非ざれば,亦録せざる所にして,無益は棄(捨)つる也。若(も)し學者*をして得て之を觀せ使むれば,戶を出ずして天下を知り,未だ從政*せずして人情*に達し,更事*は罕(まれ)にして時變*を知り,功を爲すに易しく速(すみやか)に,學を爲すに精(くは)しく要*たり。其の道は甚だしく直にして不徑*,其の文は甚だしく詳(つまびらか)にして煩(わずらは)しからず,推(おしはか)りて通じ,放して準(なぞら)ふ,語るは備(つぶさ)にして理は盡き,例は明らかにして事に中(あた)り,舉げて之を措(お)き,諸(もろもろ)の掌*を指す如きは,師に從ひ學を聚(集)むるは不假*にして,而(すなは)ち區して以て別(わか)つ(矣)。聰明*獨見*の士に非ざれば,孰(誰)か能(よ)く之を修む。

淮南*元戎*の佐に曰く尚書*主客郎*京兆杜公君卿*は,雅(もとより)遠度*有り,邦典*を志し,學に篤(あつ)く古を好み,生きて之を知る。大曆*の始めを以て,實に斯(こ)の典を纂*し,紀(年)を累(かさ)ねて成る。杜公は亦自ら序引*を爲(つく)り,各(おのおの)篇首に冠す。或ひは前史に闕有らば,高見*を申(述)べて發明*し,以て勸戒*を示し,用(以)て景行*を存す。近代の學士は,多く撰集*を有(持)ち,其の最も著(いちじる)しきは『御覽*』、『藝文*』、『玉燭*』の類にして,古今を網羅し,博則(なるや)博(矣),然れども率多*なる文章の事は,記問之學*にして,刊列*百度に至りて,王猷*を緝熙*し,至精*にして至純*,其の道は雜ならざるも,『通典』に比(なら)ぶや,其れ倫(くらべもの)に非ざる也。於戲(ああ)!今の人は賤(安)きには近くして貴(高)きには遠く,昧微*なれど睹(見)るに著(あきらか)なれば*,之を得るは甚だ鮮(すくな)く,之を知るは甚だ稀(まれ)にして,長太息*を爲す可き也。(李)翰は嘗(かつ)て斯(か)く志(こころざし)有りて,舊史を約し,之を圖るも早からず,竟(つひ)に述者*の先(重)んずる所を善(よし)と爲し,故に頗(すこぶ)る旨趣*を詳(つまび)らかにし,而して之を序と爲す。庶(こひねが)わくは將來の君子は,吾が道の不誣*知らむことを。

(唐)左補闕*李翰序
〈字釈〉
左補闕:唐朝の役職で従七品上。侍従で皇帝の過失を補う役。by 「日本の歴史上、海外でもっとも成功した人物を知っていますか?」
補闕:唐代言官,職掌規諫朝政缺失。by 維基百科。
李翰:り かん、生没年不詳。中国・唐の官僚・文人。本貫は趙州賛皇県。李華の子として生まれた。進士に及第し、衛尉寺に出仕した。陽翟県令の皇甫曾が音楽を求めていたことから、李翰は即興で音楽を奏し、ひらめきのままに文章を作った。天宝末年、房琯や韋陟が李翰を史官に推挙したが、宰相にしりぞけられた。安禄山の乱が起こると、李翰は友人の張巡に従って宋州の客となった。757年(至徳2載)、張巡は睢陽で反乱軍の包囲を受け、粘り強く抗戦したが、食糧が尽きて陥落した。張巡は節に殉じて死んだが、反乱軍に降伏したものと伝わり、粛宗も実際のところを知らなかった。李翰は張巡の功状を伝え、張巡の死節を擁護する上表をおこなった。上元年間に衛県尉となり、入朝して侍御史となった。左補闕・翰林学士に累進した。大暦年間に病のため免官され、陽翟で客死した。著書に『張巡姚誾伝』2巻[1]・『蒙求』3巻[2]・『前集』30巻[3]があった。by Wikipedia。
儒家:儒教を奉じる学派。諸子百家の一つ。儒者。儒者の家柄。儒門。
流:ここでは学問・技芸などの異なる系統ほどの意か。
要:必要の意か。
勞:疲れの意か。
功:成果ほどの意か。
五經:儒教の五種の経典。「易経(周易)」「書経(尚書)」「詩経(毛詩)」「礼記」「春秋」。
羣史:もろもろの史書。
十倫五教:『旧唐書』杜佑伝【夫孝經、尚書、毛詩、周易、三傳,皆父子君臣之要道,十倫五教之宏綱,如日月之下臨,天地之大德,百王是式,終古攸遵。】
政刑:政事と刑罰。
賞罰之柄:賞罰を行う権力。
禮樂:礼節と音楽。中国では、古代から、礼は社会の秩序をととのえ、楽は人の心をやわらげるものとして、尊重された。
禮樂政刑:国家の秩序を保つために必要な礼制と音楽と刑罰の行政。
制度:法律などで定めらたきまり。法則。社会生活上のきまり。おきて。
統:きまり。
治亂興亡:世の中が治まって盛んになることと、乱れて衰えること。by 三省堂 新明解四字熟語辞典。
由:よりどころ。
典:書籍。大切な書物。
世教:せいきょう。世の中の教え。儒教。
宂煩:じょうはん。両字とも煩わしい。
先師:昔の賢人。先賢。いまは亡き先生。孔子に対する称。
宣尼:孔子のこと。
堯舜:古代伝説上の聖天子、堯帝と舜帝。転じて聖天子。
祖述:先人の学術・思想をうけ継いで述べる。
文武:文の道と武の道。学問と武芸。ここでは周王朝を起こした文王と武王か。儒家では聖人とされている。
七十子:しちじっしは、孔子の門人のうち才能の突出した70余人の学生をいう。by Wikipedia。
大義:人間としてふみ行うべき大切な正しい道。君臣・父子・男女などの道。
宣明:述べて明らかにする。
三代:夏・殷・周の三王朝。祖父・父・子の三世代。曽祖父・祖父・父の三世代。ここでは三王朝か。
百世:非常に長い年月。のちのちの世。百世之師はのちのちの世まで、人の師と仰がれる人。
師:先生。人を教え導く人。手本となる人物。
諸子:目上の人が、目下の人たちに向かって呼びかける語。みなさん。きみたち。諸子百家の略。
云云:しかじか。かくかく。以下を省略するとき用いる語。多く言うさま。
制作:文物・制度などを定め作る。
誅:殺す。責める。
多閱:たえつ。多く閲(けみ)する。閲は調べる。
廣見:広い見識ほどの意か?
異端:正統でない道。聖人の道でない別の学説。儒家は楊氏・墨子など他の思想を異端とした。
博聞:物知り。見聞が広い。
是非:よい事とよくない事。善悪。正邪。
紛然:乱れているさま。=紛如。ごたごたしているさま。まぎらわしいさま。
澒洞:連なりあうさま。
茫昧:ひろびろとして暗いさま。
條貫:すじ道がとおる。条理。
高談:すぐれた話。高尚な談話。声高く話す。盛んな談論。
餘:なごりの意か。
待問:等候叩問。by 漢語網。Google翻訳:尋ねるのを待っている。
百家:多くの思想家。多くの学派。経書以外の多くの思想家の著述の総称。
驅馳:馬をかけ走らせる。人に使われて走り回る人のために奔走する。
勤苦:つとめ苦しむ。ほねおりつとめる。
君子:徳の高い立派な人。道を修め学問に志す人。政治にたずさわる人。君主。
業:学問。技芸。
昭昭:明らかなさま。
羣迷:謂迷失本性的眾生 by 漢語網。Google翻訳:本来の姿を失った存在。
致用: (4字句に用い)実際に役立てる。by 白水社 中国語辞典。
經邦:治理國家 by Lookup 國語辭典。
立事:事を定める。〔書、立政〕嗚呼(ああ)、孺子王よ。今日より繼ぎ、我は其れを立て事を立てん。by 普及版 字通。
師古:古を師とする。〔書、説命下〕人多聞を求めて、時(こ)れ惟(こ)れ事をつ。古訓に學ぶときは、乃ち(う)ることり。事、古を師とせずして、以て克(よ)く世を永うするは、(傅)(ふえつ)の聞く攸(ところ)に匪(あら)ず。by 普及版 字通。
隨時:そのときどき。おりおり。その場に適応して行動する。
今古:昔と今。昔から今まで。
宜:正しいこと程の意か。
貫珠:たまをつらねる。また、そのたま。音声の微妙なことのたとえ。
中鵠:鵠は的(まと)。的に当たるの意か。
文學:学問。学芸。孔子が弟子に教えた四つの科目。漢代から置かれた、経書を教える官職。
通儒:ひろく万事に通じたすぐれた学者。
政事:政治上の事がら。まつりごと。
皇極:政治の基本となる広大中正の道。皇は大、極は中の意。天子の位。
天寶:唐玄宗742-756。
沿革:ものごとの移り変わり。変遷。沿は旧例に従う。革は、改める。
始終:初めと終わり。初めから終わりまで。たえず。
廢置:やめることと置くこと。廃止と存続。=存廃。廃立に同じ。
羣士:1.百官。 2.衆士人。by 漢典。
論議:たがいに問答して意見を述べ合う。=議論。
得失:得到和失去;成功和失敗。by 漢語網。
條載:逐條記載。by 漢典。
支脈:分かれ出たすじ。山脈のわかれなど。
散綴:ばらばらにすることとつづりあわせること。
勒成:ろくせい。木に刻する。by 普及版 字通。
微旨:奥深くて微妙な意味。聖人の心などにいう。
煩雜:ごたごたして、わずらわしい。繁雑。
經國:国家を経営する。国を治める。
禮法:礼儀のきまり。礼式。
程制:制度、規則ほどの意か。
學者:学問をする人。学士。学問にすぐれている人。学問を積んだ人。
從政:政治を執る。
人情:人としての感情・情欲。また、人間らしい心。おもいやり。
更事:世の中の事を経験する。
時變:1.四時季節的變化。2.時世的變化。亦指時世變化的規律。by 漢典。
要:かんじんな所。最も大切な。
掌:ここでは職務、役目ほどの意か。
不假:いつわりではない。
聰明:耳がよく聞こえること。目がよく見えること。転じて、何事にもさとく道理に明るいこと。
獨見:1.獨到的發現;獨特的見解。謂能見人所不能見者。2.指一己之見。3.獨自看見。4.單獨接見。by 漢典。
淮南:淮水以南の地。前漢の王国名。唐代の道(地方の行政区画)名。今の湖北・江蘇・安徽の各省の一部からなる地。
元戎:周代に使われた大きな兵車。大戎。多くの兵士。大兵。
尚書:前出。
主客郎:主客は官名。外国の朝貢や接待をつかさどる官。戦国時代に始まり、漢以後、歴代この官を置いた。郎は官名。もと、宿衛・侍従の役、のち各部の諸司の長。「侍郎・尚書郎・員外郎」。
杜公君卿:杜佑。
遠度:高遠な考え。by 普及版 字通。
邦典:本指治理邦国的六典。后泛指国家法典。by 漢典。
大曆:唐代宗の年号766-779。
纂:書物を編むこと。
序引:序和引。二者皆為文體名。“引”大致如序而稍簡短。by 漢典。
高見:すぐれた考え。高い見識。
發明:明らかにする。
勸戒:善をすすめ悪を戒める
景行:大きな道。りっぱな行い。
撰集:選び集める。詩文などを編集すること。またその編集した書物。
御覽:修文殿御覧。
藝文:藝文類聚。
玉燭:玉燭宝典。隋の杜台卿著。毎月の風俗・行事を述べたもの。
率多:是指大多的意思。by 百度百科。
記問之學:古書を読んでただ暗記し、他人の質問を待つだけで、自身は何も真の理解を得ない学問。
刊列:未詳。
王猷:おうゆう。天子のはかりごと。王者の政治の方法。
緝熙:光り輝く。また、徳が光り輝くこと。
至精:非常にくわしいこと。この上もなく精巧であること。きわめて優れていること。また、そのもの。by 精選版 日本国語大辞典。
至純:非常に純粋。少しも混じり気がない。
昧微:愚かにして卑しいの意か。
睹著:睹は見る。見分ける。著は現れる。いちじるしい。
長太息:長いため息をつくこと。by デジタル大辞泉。
述者:著者・編者の意か。
旨趣:事のおもむき。意味。=旨趣。
不誣:ふぶ。あやまりのないことほどの意か。