■漢籍にみる倭王「珍」の表記■
@通行本『梁書』倭伝(確認済)
A『翰苑』「新羅条」所引『括地志』。ただし書影をみる限り「於」に近い。(確認済)
B安政乙卯刊・倣宋槧本『太平御覧』「四夷部・倭」所引『南史』(宋版にて確認済)
C嘉靖三年序・墅石渠閣版『文献通考』(未確認:清・乾隆版では「珍」)
D通行本『宋書』(確認済)
E明版『冊府元亀』「外臣部・封冊部一」所引『南史』(確認済)
笠井倭人『研究史 倭の五王』128頁より作表。表左の系統図は同書そのまま。番号のみ付加。
前田直典「応神天皇朝といふ時代」(『オリエンタリカ』創刊号/昭和23年)を解説した項。ただし、この前田論文には誤認・誤植が見られ、のちに橋本増吉らによって批判されている(上掲書参照)。