稲荷山古墳円頂部埋葬施設模式図

①礫槨:昭和43年調査時の第1主体。115文字の刻まれた金象嵌鉄剣出土。
②粘土槨:昭和43年調査時の第2主体。少量の粘土残存により、粘土槨と推定。
③’82年に盗掘跡と見られる影がレーダー探査で見られる。’98年にも確認。
④’98年の探査で中央部と同様、土質の異なっている箇所有り。
⑤’82年、’98年のレーダー探査で、深度1.5~2mに埋葬施設らしき反射波を確認。
※稲荷山古墳・円頂部に確認・推定されている埋葬施設。山川出版社・刊『ワカタケル大王とその時代』19~20頁より作成。方位・施設の形状・位置などは“模式図”として捉えていただきたい。